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2020年の抱負

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一年の計は元旦にあり、の計はたぶん合計の計。一年の結果は元旦の決意でほぼ決まる。 そしてインターネットは決意を知らしめて後に引けないように開発されたものに違いない。 ということで、思いつくままに2020年の抱負。 一日12時間を海水淡水化に直結した仕事だけに費やす。 私の海水淡水化に興味を持っていただける方々にこの12時間を費やす。 海水淡水化に資する商品をご協力いただける方々と形にしていく。 残る4時間は家族に、1時間は風呂と食事に、7時間は睡眠に。 たぶんこれで、今年の年末、おもしろいことになってると思う。 すでにご協力いただけている方々を、少しずつお披露目していきます。 今年も一年、よろしくお願いいたします。 写真は正月早々パンクして出鼻をくじかれている様子です。

日本の閉塞感の原因は、起業の少なさと、実名で声を上げる人の少なさ

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日本の閉塞感の原因は、起業の少なさと、実名で声を上げる人の少なさ、に尽きる。 起業に関心を持っているのは日本で23%だが、アメリカでは77%。 ツイッターの実名率は日本で20%だが、アメリカでは56%。 社会の新陳代謝は個人の意思の強さにかかっている。

チャンスは意外とたくさんあった。

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子供の頃の「将来のイメージ」が実際に大人になってみるとずいぶん変わった、というのを絵にしてみた。(English below) 子供の頃のイメージが左で、将来というのは二度と巡ってこないチャンスとステップの先にある。だから「しっかり夢を持とう」という話なんだなとなんとなく思ってた。それはもちろん悪いことではないし、だからこそ努力したのかもしれないんだけど、ただ、大人になってみたら、チャンスとかステップとか夢とか、それはもう無数のように大騒ぎで、実際に目の前に広がった風景は右だった。どっちがいいという話ではなく、ただ単に、思い込んでた風景とすごく違ってた笑。 When I was a child, I thought my future would be like the left picture. There is rare chances and steps which is important and must be taken for my future. But now totally different view just like the right side is spreading in front of me. Such tons of chances, steps, what I want to do and future images I want to be.

セバスチャン・サルガド The Salt of the Earth

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セバスチャン・サルガドの「The Salt of the Earth」を  水巻SPACE(仮) で観た。( Mieko Funatsu さん主催) いや~、おもしろかった。 終始淡々としたドキュメンタリーなのに、2時間という長さをまったく感じさせない。 副題の「地球へのラブレター」よりも、原題の「大地の塩」の方がしっくりくる。 サルガドを神格化せず、素直な人柄から発せられる言葉を写真と共に淡々と綴っていく。 なのに、ぐいぐいぐいぐい引き込まれていく。 突然涙腺が崩壊するようなシーンは皆無で、気がつくと目頭が熱くなっている。 しかし目の前にいるのは、くじらが船に接触しないように泳ぐ姿を見て感動するような、どこにでもいそうな物静かな男性。 そんな素朴な感性に、驚異的な行動力が結びつき、無限に解放されたら一体どうなるのか。 それを実践した妻レリアの偉業が、理路整然と報告される。 そんな映画だった。 名作。 http://cinema.pia.co.jp/imp/167023/1085708/

セクハラ問題 Sexual harassment in Japan

(English Below) セクハラ問題について日本の大臣が「フォントがもう少し大きければよかった」とコメントした、という記事が世界に広がっている。 この記事はコメントの奇妙さだけを面白く伝えようとしているものではなく、日本のセクハラに対する理解の浅さを印象深く伝えようとしているものだ。 さらに言えば、世界がまさに今取り組んでいる課題に対する日本の想像力の乏しさを印象付けようとしている。世界は最近、もしかするとそうではないか、と思い始めている。 僕も含めてこの1週間で、セクハラは組織の問題であるということと、男性が思っている以上に女性にとって嫌悪の対象であることに気が付いた日本人は多いと思う。 つまり世界という社会の中で、日本は「もしかすると想像力と理解力が低いのではないか」と思われている。"Give a sense of the magnitude of the problem."(問題の深刻さに気付いてほしい)からMe too movementがはじまったということを先ほど知った。 The article about the comment of Japan's Finance Minister, "It would have been easier to read if they had used a bigger font.", is expanding into the world. It is not reported about only the unique comment, but also about Japan's lack of understanding of sexual harassment memorably. Additionally, the article tells the world, Japan's lack of imagination for the common modern task of the world society. In short, recentry, the people of the world thinks Japan may be so. I...

除夜の鐘と官能基

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除夜の鐘を聞きつつまとめた。「官能」について。 官能基という素晴らしい訳語がある。化学物質の特徴的な部位のことで、たとえばバニラの香りのバニリンは3つの官能基を持つ。上から、カルボニル基、メトキシ基、ヒドロキシル基で、それぞれ特徴的な機能性がある。 官能基は英語ではFunctional group。直訳で機能基。しかし官能基と名付けた日本の化学者の文学的センスはすばらしい。官能基は概ね「出ている」。機能性を持つのだから、出ている部位になるのは当然なんだけれど、この「出ている」ところに「官能基」のおもしろさがある。 除夜の鐘を聞きつつ、自分の官能基を見る。ち〇〇も出ている。そして女性のおっぱいも出ている。当然だろう、という声も聞こえてきそうだけれど、ならば問いたい。なぜ隠すのか。せっかく出ているものを、なぜ隠すのか。おっぱいに至っては、中途半場に隠す。見えるか、見えないか、くらいに中途半端に隠す。バニリンはどの官能基も隠さない。いつでも反応できるように準備万端だ。しかし僕は官能基を隠している。 この、隠す、とか、しまう、という行為にも長年興味を感じずにいられなかった。私達はなぜ、「片付ける」のか。 辿り着いたのは、「使うべき時に使うため」ということ。官能基には「使うべき時」というものが前提としてあるのではないか。 有機化学でマスキング剤(阻害剤)というものがあって、使うべきでない官能基に結合させて、働かないようにすることができる。マスキング剤は体内にもある。隠すのも、片付けるのも、使うべき時にないものを隠し、あるいは守り、使うべき時に備えている。そうしないことが、「恥ずかしい」という心理につながっているのではないか。 知恵も「出す」と表現することに言葉の妙味を感じる。知恵も立派な機能だ。だから、出すべきでないときには、隠しておかなければならない。私たちの会話のほとんどは問題の解決ではなく、会話を楽しむこと自体が目的である。男性はここを勘違いしていると、多くの女性から指摘を受ける。 除夜の鐘は108の煩悩を消し去るために衝くと言うが、実はそうではない、とどこかのお坊様も考えているのではないか。それらは生きるために最も重要な官能であって消し去るなんてとんでもない。心得るべきは、出すべき時に出せ、ということ。出すべき時を誤り、機能性を発...

国政選挙まであと1週間 Just one week until the National election of Japan.

(English below) 日本人にとってもっとも大事な日であることはまちがいないですが、やっぱり静かな日本人。もちろん東京や大阪といった大都市の主要な駅前の演説会はそれなりの盛り上がりがある。でも日常生活、日常会話で政治の話がでることは世界各国に比べて明らかに少ない。 不思議に感じる海外の方、多いと思います。実際、僕も不思議です。なぜここまでシャイなのか。シャイが原因でない、という見方もあると思いますが、海外から見れば、おそらく、シャイであることと一括りになると思う。いわゆる、無党派層、サイレントマジョリティ。言うまでもなく僕もその一人。 日本人は今も昔も、シャイ。良い面でもあり、悪い面でもある。あえて良く言えば、自分の目で判断する。誹謗中傷に発展するような無用な摩擦を避ける。しかし悪く言えば、低俗な情報を避けるあまり、良質な情報量も下がる。自分の目で判断しようにも情報が少なすぎて、おそらく判断を誤るケースの方が多い。いまの多くの日本人が抱える不安感もそこから来ている。情報が少なければ、低俗か良質か判断する目も養われない。 残念なことに、世界各国と同様、おそらくほんの一部の人々による、誹謗中傷やフェイクニュース、低俗な誘導が今も昔も多い。ネットの普及の効果といえば、それを無言で非難し、無視する、多くの冷静な知性をより近くに感じることができるようになったことだ。静かなる日本式のアラブの春、と言ってもいいかもしれない。実際、ネット上の低俗な情報に安易に乗らないケースが増えているように感じる。後世からは、静かな日本の春、と形容されるのかもしれない。 Just one week until the National election of Japan. It's of course the most important event for Japanese, but as you might feel, still calm as usual. In big cities like Tokyo or Osaka, there are many people visiting at a public speech by famous politicians in main railway stations. Howeve...

愛の献血

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愛の数式を導いた者として愛の献血をしました。(格安航空券なので出発まで時間があるというのと、小腹がすいたというのもありますが。)  トイレに、献血後は小便は座位でとの注意書き。たしかにち○こを出したまま立ちくらみで気は失いたくない。しかも職員は全員女性。しばらくは放置されるのだろう。そういう注意書きだ。ありがたい。  

東西百菓之図はじまりはじまり会

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東西百菓之図はじまりはじまり会に参加してきました。  日本人の海外に対する好奇心を体現してきた平戸。  西欧の歴史ではFIRANDとしても登場する国際港。  この国際港であったという歴史と、小さな港町の風光明媚な風景とのギャップは、そのまま私達日本人の奥ゆかしくも海外に心躍らせる心象風景に重なります。  そうした、自然体の日本人とオランダ人との交流によってかつて醸成された数々のスイーツ。そのレシピはほとんど失われているようですが、わずかに残る記録や型を元に、再び百菓之図を再興しようという今回の試み。  でも、今回のイベントに参加して感じたのは、「再興」という言葉が不似合なほど、自然な好奇心からの「はじまりはじまり」でした。 10月には、発表会だそうです。いまから楽しみ! I could have a chance to attend to a startup reception and work shop of “East to West Sweets Encyclopedia “ by INA-MATT at Tsutaya in Hirado. Hirado, located at the west end of Kyushu Island, is known as one of the first international port to import European culture. It was like an expression of curiosity of Japanese people at Edo era. In European history, the place used to be called "FILAND" friendly. The gap between the international image and scenic beautiful view of sea and beach of Hirado can be connected to our Japanease complicated imagery mixed with modest mind and curiosity. To be honest, I feel the sa...

コミルキッチン

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目は口ほどに物を言う、と言いますが、目はそれに加えて味わうし、嗅ぐし、聞くし、もうなんでもあり。 特に食事の「新鮮さ」というのは、なぜ見ただけである程度分かるんでしょう。 色とつや。だけではない、他にも何か見ていそう。 自覚している画像だけでは説明がつかない「これうまそう」な感じ。 色の波長とか、表面の粗さとか、たぶん自覚している以上に、脳は解像度高いんでしょうね。 そんなことはどうでもよくて、北九州もいいところたくさんです、 コミルキッチン 。

HOLLAND JAPONISM

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長崎県立美術館で、19日から開催される大地千尋氏のHOLLAND JAPONISM(同時開催:レンブラント展)。 一足先に舞台裏を拝見する幸運を得た。 平戸、和紙、オランダ、レンブランド。 紙の機能性と耐久性が、実はセルロースという素材だけではなく、その繊維の太さと長さ、そして織り込みかたにも依存することを古来の日本人は知っていた。そして辿り着いた機能美は雁皮紙という形に結実し、レンブランドを驚嘆させるに至る。 圧倒的な保存状態を誇る日本の古文書が残すのは文字だけではない。 セルロースの機能美を追い求め続けるフィルトムと全人類にとって見逃せない展覧会が始まる。

葡萄豚之会

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昨晩、吉井町はカレー屋モリトネリで、 リバーワイルド の葡萄豚之会に参加させていただきました。 各界の第一線でご活躍のそうそうたる方々がお集まりで、パン、製麺、珈琲、彫刻、温泉、杉材、英文学、そしてこどもびいる。話題が分刻みで変わる中、数々の高級豚肉料理が振舞われました。 1つだけ挙げると、葡萄豚バラ軟骨の唐揚げが秀逸だった!お肉に十分な歯ごたえと芳醇な香りが残っているのに、軟骨は柔らかく、それでいて歯に残る心地よい弾力。思い出すだけで口がとろける。すみません、あまりにうますぎて、写真撮るの忘れました。写真のバラ肉の梅煮もおいしかったし、スペアリブのドライカレーもカレー好きにはたまらなかったなあ。そういえば生ハムとレモングラスの生春巻きも新鮮なおいしさだった。おこわも自然な味わい。とんかつもジューシーなのに、全然脂っこくなかった。 美味しいお料理と、楽しい話しの合間に、リバーワイルド杉さんが柿之屋さんの葡萄や各界からのお土産を紹介。その一つ、カブも登場。リバーワイルドさん、モリトネリさん、そして柿之屋さん、ごちそうさまでした。 ロックな養豚場、リバーワイルドの杉さん

いましたいことは何?

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いましたいことは何?と聞かれたら、たくさんあって、一言で言えば、海水の淡水化や、安全な飲料水や、はたまた新たな水資源確保の技術などなど、とにかく個人的にしたいことと、子孫の役に立ちそうなことが合致することなら、なんにでも取り組めれば幸せだと、思うわけですが、もしかすると、それは、いますべての時間と力を注げないから感じているのであって、お金と時間が手に入ると、遊びまくるのではないか、という一抹の不安も、元気な男子だから、もちろんある。 でも、仮に一日、遊び呆けたとしても、トイレに座って一息ついたら、「あれ、俺、いったい何をしているんだろう?」と絶対思うはずなので、そんなことはないだろうと思うんですが、それならば、なぜ、世の中、開いた口がふさがらないような事件があとからあとから起きるんだろう? 日本だけでも1億人以上いるんだから、確率的に当たり前??いやいや、もしかすると、お金と時間がわんさかできると、俺も分かったもんじゃない。 なるほど、だから 土光敏夫 も稼いだお金は手元に置かず、すべて学校に寄付していたんだな。俺も、とにかく堕落だけは避けるために、お金を寄付するところだけはちゃんと考えておこう。 (ずっと作りたかった ジェル状純石鹸 を作りました。) 【C6コラム】Vol.7「化け学は洗顔から」       

温泉の愉悦

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足先からゆっくり温泉に浸かって「う~、、、」というのが、日本人の一般的な温泉のイメージだと思いますが(ですよね?)、これは世界で日本だけと知った時は、驚いた。ましてや、裸で浸かるなんて、世界では一般的には「クレージー」なんだと。 大きな湯船の横に座って体を洗う、と説明した時、カナダ人は、ぜひ絵を描いてくれ、と言った。書いてる横で、Hey, look! It's the Japanese style. と周りに言いまわった。そうなのか?これはおかしなスタイルなのか? いや、ちがう! 温泉を感じきれていないだけだ。温泉を知れば、楽しむなら、裸で、五感全開で感じたくなるはずだ。 https://www.facebook.com/filtom/posts/1720040258224036

いじめっ子のクロ君

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金魚が病気になったので、塩水浴+メチレンブルーで治療。これで二度目。今度こそダメかと思ったけど、無事回復。よかった。 このクロ君、かつていじめっ子だった。5匹いる金魚の中で、1匹のきれいな赤い金魚を、ずっと追い回してた。 頭に来るので、わざと遠いところに餌をまいたりしても、すぐに体当たりで横取りする乱暴者だった。 ところが一度病気をしてから、ずいぶんおとなしくなった。 その時、よく言われる「いじめっ子がいなくなったら、別の金魚がいじめっ子になる」という話を思い出した。 だから他の金魚がいじめ出すかな、と思ったら、どうやらそうでもない。いまは5匹なかよく、水槽は平和そのもの。これって、もしかして、 、地球も同じようになれるってこと??

きしめん

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名古屋駅ホームではじめて350円の立ち食いきしめん食べましたが、食券渡して、おばちゃんが麺を熱湯に入れて、手早く湯を切って、予めほどよい温度にしたどんぶりのスープに流し込んで、、、まではよかったんですが、そのあと、かつおぶしを一掴みドサっと入れられたところで「あうっ」と、「そんな、えっ、かつお節?」。戸惑うまもなく、目の前にかつお節いっぱいのうどんが。そうなのか。名古屋はかつお節なのか。でもそれだと、うどん(きしめんだけど)の味も、スープの味も死んじゃうんじゃあ、、、と思ったけど、ところがどっこい、醤油ベースの濃い目のスープとねぎとうどん(きしめんだけど)が合う合う。すでにかつお節が絡みあうきしめんが恋しい夜。

カタカナフロアマット

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ショッピングモールで、子供が床を見ながら、「これカタカナだよね」というから、「いや~、まさか、、」といいつつ、凝視すると、たしかに「ハ」が。そして「キ」も。さらに「イ」「オ」まで。これは、たしかに、メーカーさん、遊んでますか?笑

技術と魔法

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ルーモス!ができる魔法の杖を作った(もちろん子供のために。できたあと取り合いしたけど)。 作りながら、技術も魔法も変わらないと思った。 できなかったことが、できるようになる。 車も、飛行機も、タブレットも、突然見ると、魔法。 でも仕組みが分かると、技術。 ハリーポッターの魔法も、仕組みが分かると、技術なのかも。 あとは、かっこいいかどうか、楽しいかどうか。 そこが、技術と魔法の分かれ目。 魔法に見える技術が、やっぱり面白い。

マラソンと太もも

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北九州マラソンに出場しました。初マラソンです。 半年間、毎週20km走り続けて、それなりの自信があったにもかかわらず、 記録は5時間30分。 25kmまでは、下手すると4時間前半で走れるのではないかという余裕もあった。 ところが27kmで足がつりだすと、それが両足に拡がり、もうダメ。 ふくらはぎのいたるところが、「点」で痙攣を起こす。 事前に経験者から聞いていた3箇条は本当だった。 1.太ももで走る。 2.骨盤は前に倒す。 3.初マラソンなら必ずつるから、事前のストレッチとテーピング対策しっかりと。 いずれも意味が分からず、のぞんだ初マラソン。惨敗です。 でも、疲労困憊の後半、沿道の人たちからたくさんのハイタッチをいただく。 すると、これまで経験のない驚きが。 腕に測定器をつけたら、測れるのではないかと思われる程のエネルギーが手を伝わってくる! おかげで最後まで走りきることができました。 ありがとうございました。

毛が抜ける!

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といっても、頭の毛ではなく。。(頭の毛も抜けつつあるけど) 高校の頃の話。 高校の頃、実は「腕の毛」が抜けていた。というか、ひそかに抜いていた。 今思えば、ストレスからなのだろうけど、かゆくなるので、つい抜いていた。 さすがにしばらくして、「このままではいけない」と思い、かゆくて抜きたくなるのを、グッとこらえていた。 すると、かゆみが治まった。 「おおっ、やはり我慢が足らなかったのか。」 僕はそう思った。 ところが、しばらくして、今度は足の毛(特にすね毛)がかゆくなりはじめた。 抜くと、気持ちがいい。。なんだか、すーっとストレスも一緒に抜けていく感じ。 しかも冬は見えないので、これまたひそかに抜いていた。 で、大学生の夏。短パンの季節。円形脱毛症のようにまる見え。 「このままではいけない」と思い、グッとこらえた。 すると今度は、眉毛が!! 会社に就職してからはさらにひどくなり、ついにある日、片方の眉毛が無くなった!! 妻は当時のことを、まさに「死神」だったと懐かしく語る。 「このままではいけない。」グッとこらえた。 すると次は、モミアゲが。。その次はワキ毛。そしてついに人に言えないところへ! 次々と移っていく。 そしてようやく気がついた。(実に20年かかって) 「ストレスは、我慢するものではなく、付き合うもの」 脱毛症も、口内炎も、やっぱり体からの信号なんですね。。 我慢するものではない。 (やっぱり甘いものが一番!!そして毎日の運動!)