押し出しファイリング time-line filing
僕の毎日の仕事生活で特に役に立っているのが「押し出しファイリング」。
大学時に読んだ「超整理法」で知り、飛躍的に書類の数が増えた現在でも見事に整理できている。
押し出しファイリングの要点は次の通り。
手順1.A4古封筒の口を切っておく。
手順2.手元に届いた紙資料を封筒に入れ、端に日付とキーワードを書く。
手順3.一番右端に入れる。
これだけ。
ずぼらな自分としては手順が短いことが決定的で、これでいこう、と思った。
そして、並んだ封筒を日常的に整理していくため、さらに3つの手順がある。
手順4.必要な資料を封筒から出して作業したら、簡単な印をつけて右端に戻す。
これによって、不必要な封筒はどんどん左側に押し出されていく。
印は単なるチェック印でもいいし、日付でもよい。
手順5.棚が一杯になって封筒が入らなくなったら、左端の封筒は迷わず捨てる。
いくら勢いで生きている自分でも、「迷わず捨てる」の部分は躊躇してしまう。
なので、ちょっとだけ中身を確認して、よほどのことが無い限り「捨てる!」。
(じつは、このちょっとだけ中身の確認が、結構楽しい)
印がたくさん付いていくファイルは左端に来ることがなく、何度も同類資料が追加され、パンパンに太っていく。
(太ったファイルは何度も引っ張り出すので破れてます)
手順6.パンパンに太った封筒をフラットファイルに昇格させ、別の棚に移動する。
もちろん、フラットファイルが並ぶ棚も、押し出しファイリング形式である。
押し出しファイリングの効果を知ってからというもの、PCデータもすべて時系列になった。
ファイル名の頭に日付を打ち、内容が大幅に更新された場合は、日付を適宜更新している。
これで紙資料も、電子ファイルも、行方不明になることがほぼ無くなった。
そして、実は「名刺」も押し出しファイリングなのだ!(あいうえお別)
ただしこれは名刺を「捨てる」ためではなく、現状お付き合いの深い方が必ず右端にくるようにするためである。(名刺は捨てたりしません!)
これで名刺をぱらぱらめくることもなくなりました。