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ブルマ曲線と三角関数

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先日、家族と食事中に、突然、ブルマというものはもしかしたら着替えの覗きを防ぐための画期的なアイデアだったのではないか、と思いついた。 さっそく家族に話をすると賛同を得たので、もうすこし考えてみたところ、下のグラフのようなイメージにたどり着いた。 ある問題(女子の着替えの覗き)を解決する「ブルマ」という画期的なアイデアは、覗きの防止以外にも「スカートめくり防止」や「見せパン」といった副次的な価値も見出されることで、ある時から急速に市民権を得る。 その後、当初の目的(覗き防止)はいつしか忘れ去られ、 なぜブルマが存在するのかさえ分からなくなる が、優れたアイデアであるだけに、デザインだけは加速的に向上し、過剰な開発によって、しだいに目的とデザインが大幅に乖離し、ついにある段階で突然の崩壊に至る。 その流れを図式化したものが上の図だ。 このグラフを眺めていると、これはとんでもない示唆を含んでいるのではないか、と感じた。というのも、この曲線はまさしく三角関数の正接曲線だからだ。 通常、自然界(たとえば電磁波や交流電流)は正弦曲線の繰り返しで構成されている。 ところが、私たちの知的活動の繰り返しは、正接曲線に近い。 アイデアはたいてい、下劣で過激な(きわめてマイナスな)レベルから発生する。そしてある「心地よいレベル(快適な乱雑さ)」を超えても、私たちの制御したい意識を無視して、さらに開発は永遠に続けられる。原子力が好例かもしれない。 この正接曲線的な開発サイクルを、常に心地よいレベルに抑えるにはどうしたらいいのか、と思ったが、それは無理だということもよく分かる。なぜなら、このサイクル無くして、心地よいレベルを通過することはできないのだから。ブルマのように。 いや、一つだけ希望がある。それは一見永遠に続くかと思われるプラス側の開発(漸近線)が、実際にはきわめてマイナス側の開発の開始によって停止させられているということだ。 つまり、永遠に続くかと思われるプラス側の過剰な開発は、下劣で破壊的なアイデアによって停止できるということだ。

3人称の愛 Love of the third person

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夜、お腹ぺこぺこで仕事から帰るなり、扇風機の前に座り、カレーを食べ始めると、中学生の息子が「英語の人称がよく分からない」と聞いてきた。 なので、「1人称は自分。2人称は語り掛ける相手。3人称がそれ以外。」と答えたが、そこで便意を催した。 息子はまだ納得がいかない様子で、「じゃあ、2人称のYouの横にいる人は?」と聞く。 しかしどうしてもトイレに行く前にカレーを食べてしまいたかったので、二口ほど口に運び、食べながら、「コミュニケーションの相手に入っているかどうかによるよね」と答えた。 説明が中途半場だと思いつつも、便意が強くなってくるので、さらに3口ほど口に運んだところで、ものすごいことに気が付いた。 「いま、自分の中にも2人称と3人称がいる!」 カレーをおいしく食べたい私と、空腹を満たしたい脳(2人称)と、トイレに行かせたい腸(3人称)。 私と脳は、「いまは食べるときだ。トイレはそのあと。トイレに行ったら最後。カレーがまずくなる。」とお互い納得済み。 しかし腸は横やりを入れてくる。 「とにかく、トイレに行け!」 僕と脳は、お互い顔を見合わせながら、確認しあう。 「“彼(腸)”の言い分もわかるけれど、やっぱりカレーは捨てがたい。」 腸はそばにいるにはいるが、コミュニケーションが通じない。だから会話をしている2人称の脳とは、目の前の腸のことを「彼(3人称)」と呼ぶ。 それを駆け足で息子に説明すると「なるほど、よく分かった」と言ってくれた。さすが我が息子だ。無事カレーも食べ終えたので、トイレに駆け込んだ。 便座に座って一息ついたところで、私と脳に相手にされていないのにそれでも律儀にトイレに向かわせようとした彼(腸)が、ふと愛おしくなった。 When I was back to home and started to eat curry, my son asked me about person in English. I explained simply, but suddenly I had an urgency for toilet. Then I also suddenly could find 2 more persons in my body. The second person is my bra

愛のなせるわざ

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【C6愛のコラム】第三回(最終回)「愛のなせるわざ」 最後は、避けては通れない、ある「許容できない乱雑さ」を少しだけ覗いて、終わります。 愛とは、遠くの問題(許容できない乱雑さ)を把握する意識の強さ、と定義しました。 この意識の飛距離ですが、実は時代とともに、どんどん短くなってしまいます。 その原因は、あまり知られていない「発見と発明の逆転現象」によるものです。 しかし、かつて驚くべき意識の飛距離を見せた一人の天才、キュリー夫人によって、私たちは持続可能な未来に、かろうじてたどり着こうとしています。 そして、残された私たちがすべきこととは、何か。愛の数式から導きます。 そろそろFILTOMが何の会社かわからなくなっているころだと思いますが、もうちょっとだけ、愛が立ち向かう未来に、恐る恐るお付き合いください。 最後にちゃんとスキンケアも出てきます。興味深い気づきと共に。 【C6愛のコラム】第三回(最終回)「愛のなせるわざ」

アートという先見性

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【C6愛のコラム】第二回「アートという先見性」 肌荒れを招く様々な環境の変化と、その対策について考える「C6コラム」。 その第四シリーズの「C6愛のコラム」。 前回は愛の数式を紹介しました。 愛とは、遠くの危機を察知するために高めた意識のエネルギー、と定義しました。 今回は、その意識を最大値まで高めている人たちの話です。 身近な危機だけでなく、人類、地球の危機まで捉え、苦しんでいる人たち。 アーティスト。 彼らの苦しみから生まれる芸術は、深くて難解ですが、未来へのヒントです。 【C6愛のコラム】第二回「アートという先見性」

パンツ泥棒

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パンツ泥棒はとても不思議な犯罪だ。大人として、男性として、ヒトとして、最低の犯罪であるにも関わらず、そこに人間の実に生々しい「知恵と勇気」が見て取れる。以下は一考察。 知恵とは、見えない価値のことである。 勇気とは、見えない可能性を信じる意思のことである。 パンツ泥棒ほど、知恵と勇気を駆使した犯罪はない。 そもそもパンツ泥棒たち自身、深く考えたことはあるのだろうか。 自分たちがいったいどのような価値のために、大きすぎるリスクを冒しているのか。 その価値は逮捕投獄というリスクに見合うのか。 見合わなければ行動に移すわけはないので、そこには相応の価値を感じているはずだ。 しかしそれは本当にパンツなのか? たぶんパンツに関係していることは間違いないのだろう。 しかしおそらく、物質的なパンツが目的ではない、と思われる。 なぜなら誰もが指摘するとおり、パンツなら100円で売っているのだから。 では、パンツの使用履歴から想像できる妄想に価値を見出すのか。 そうだとして、はたしてそのイマジネーションはリスクと見合うものなのか。 そもそも、誰が使用していたのか分からないパンツを盗らなければできない妄想なのか。どうせ妄想するなら、100円で買ったパンツが使用済みであると妄想するところからはじめればよい。 しかしパンツ泥棒はパンツを盗り続ける。 なぜか。 ここであえて「パンツ」を忘れてみると、気が付くことがある。 つまり、盗る行為自体が目的になってしまっているのではないだろうか。 パンツを前提にするとどう考えてもリスクと見合わない。 しかし逆に盗る行為は、リスクが高まるほど、価値も高くなる。 たしかにパンツを盗りに行くまでは、パンツが目的だったに違いない。 しかしパンツを目の前にしたとき、目的の変換が起きるのではないか。 自分はこれを盗るだけの「知恵」があるのか。小さな可能性を試す「勇気」はあるのか。 それを試そうとする動物的な欲求が出るのは、狩猟本能を持つ男ならば自然なことだ。 目的はもはやパンツではない。パンツは自分の能力を試すための道具にすぎない。 脳は臨戦状態となり、アドレナリンやらなにやらが駆け巡る。 しかもスポーツのような容赦はない。 その極限の緊張状態が、さらなる盲目的な集中力を生み出す。潜在能

シンガポール講演

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シンガポールで開かれている水の国際展示会でPD膜分離を紹介してきました。 同日、シンガポールが5つ目の海水淡水化プラントの建設に着手との報道。 2060年までに水の自給率を85%までに上げる目標だとか。 I've done the presentation to introduce our PD membrane separation at in Singapore, SIWW. On the same day , I found an article on a news paper about the fifth desalination plant of Singapore. The government hopes that these facilities will be able to make 85% in the water self sufficiency rate. 【EVENT REPORT】SINGPORE SIWW Presentation 水の国際展示会講演 【EVENT REPORT】SINGPORE SIWW Presentation 水の国際展示会講演 【EVENT REPORT】SINGPORE SIWW Presentation 水の国際展示会講演

愛の献血

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愛の数式を導いた者として愛の献血をしました。(格安航空券なので出発まで時間があるというのと、小腹がすいたというのもありますが。)  トイレに、献血後は小便は座位でとの注意書き。たしかにち○こを出したまま立ちくらみで気は失いたくない。しかも職員は全員女性。しばらくは放置されるのだろう。そういう注意書きだ。ありがたい。  

愛の数式

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二人の天才、クラウジウスの「エントロピー」と、ユングの「集合的無意識」をつかって、愛を数式にしてみました。 【C6愛のコラム】第一回「愛の数式」  

アトピー再現

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久しぶりに激しいアトピーを経験してみましたが、改めてアトピーに悩む方々やそのご両親の心痛を思いました。 僕はこれでも、比較的軽いアトピー。 この炎症のスパイラルは、場合によってはエンドレス。特にストレスの軽減には周囲の支援も必要なので本人にとっては深刻です。 その中で、昨年、今年と、立て続けに重大な発見が研究機関からなされたのは、多くの方々の努力の賜物。 1.炎症は黄色ブドウ球菌などが優勢になるから(慶応大、米国NIH、2015) 2.ワセリンがアトピーの予防に一定の効果(理研、2016)  【技術資料】FILTOM NOTE Vol.3 「肌トラブルケアの実例:アトピー性皮膚炎」  

アムステルダム講演

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http://www.filtom.com/691/ 海水の飲水化。この技術は我々だけでなく、他の星の生命体にもきっと必要になる。でもいきなり伝えようとしても、難解すぎたり、「侵略用かも」と信用してもらえないかもしれない。 そこまで考えてこそ、知的生命体と言えるのではないか。他の星へのメッセージの冒頭にはぜひ「つかみ」を入れたいし、本文のところどころにも読み手の緊張をほぐす小ネタを仕込みたい。たとえば必須の液体成分が、実は現場の緊張をほぐすためのうどんスープだったとか。それくらいしとかないと、他の星の技術なんて怖くて使おうとしないだろう。今回のアムステルダム講演でのうどん提供にはそんな思いも込めてみた。(うそ) If we could sustainable technology successfully, we have to think one more thing which can relieve engineers in a planet of the next intelligence. For example, the necessary liquid is actually soup for Udon lunch to make better production quality, not for membrane equipment. Otherwise, nobody believe other planet's technology. They doubt it may be for invasion. 【BIOTALKレポート】 「危機の構造」なぜ我々以外の生命体の気配がないのか。

FILTOMの真の企み

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さすがアムステルダム、というべきか。 挑戦的な企みが根っから好きなのでしょう。 取材から記事までがとても速かった。 実は最初、「Architecture of Crisis(危機の構造)」という見出しを見て、ピンとこなかった。しかし後からじわじわきた。なるほど、たしかに「危機の構造」だ。 水不足という危機によって洗い出される社会の構造。それに立ち向かおうとする人々のネットワーク。そして、解決に向けた取り組みを支える、あたらしい社会構造。 それがFILTOM。 なるほど。 Supported by  Chitose Ohchi . Finally the FILTOM got on voyage. We set the challenge in Japan, but the article writer was from Amsterdam. And more, the writing speed was really fast. I firstly couldn't understand about the title of the article by EM MA san, "Architecture of Crisis". But soon later, I felt excited little and little. Yes, it's the Architecture of Crisis. The social architecture that the crisis of water shortage clarifies. The network of people who try to solve the crisis. And new social infrastructure which can help the activities. One of the infrastructure is the FILTOM. Interesting... Thank you very much for your rapid communication, EM MA san. And Also, BIG thanks to Chitose Ohchi , a cur

クラウドファンディング

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数年前までは、クラウドファンディングといえば、小さなベンチャー(まさにFILTOM笑)がローカルに資金調達をする小さな手段の一つ、というイメージでした。 ところが、昨年あたりから、銀行のクラウドファンディングへの進出を見聞きするようになり、重なるようにマイナス金利へ突入。 銀行が預かるよりも貸さなければいけない、という声も聞かれるようになり。いったい資金運用はどうなっていくんだろう、と持たないものが必要のない心配をする始末。 ところが、やっぱり、人智は無限。その心配を受けるように、クラウドファンディングが瞬く間に広がりを見せました。 むしろ、消費者ニーズを直接受けとめ、株式よりも強いマーケットを形作るんじゃないか、という想像さえしてしまう、若いパワーを感じる「お金の使い方」です。 【お知らせ】クラウド・ファンディングの募集を開始しました。

東西百菓之図はじまりはじまり会

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東西百菓之図はじまりはじまり会に参加してきました。  日本人の海外に対する好奇心を体現してきた平戸。  西欧の歴史ではFIRANDとしても登場する国際港。  この国際港であったという歴史と、小さな港町の風光明媚な風景とのギャップは、そのまま私達日本人の奥ゆかしくも海外に心躍らせる心象風景に重なります。  そうした、自然体の日本人とオランダ人との交流によってかつて醸成された数々のスイーツ。そのレシピはほとんど失われているようですが、わずかに残る記録や型を元に、再び百菓之図を再興しようという今回の試み。  でも、今回のイベントに参加して感じたのは、「再興」という言葉が不似合なほど、自然な好奇心からの「はじまりはじまり」でした。 10月には、発表会だそうです。いまから楽しみ! I could have a chance to attend to a startup reception and work shop of “East to West Sweets Encyclopedia “ by INA-MATT at Tsutaya in Hirado. Hirado, located at the west end of Kyushu Island, is known as one of the first international port to import European culture. It was like an expression of curiosity of Japanese people at Edo era. In European history, the place used to be called "FILAND" friendly. The gap between the international image and scenic beautiful view of sea and beach of Hirado can be connected to our Japanease complicated imagery mixed with modest mind and curiosity. To be honest, I feel the same image to Ne

活断層の分布と、過去の地震から分かること

地震の予測は難しいですが、活断層の分布と過去の地震から少なくとも分かることは、 「地震の起きる場所の特定は難しいが、起きない場所は比較的特定しやすい」ということ。 2005年に予測された今後30年間で起きる可能性のある地域に熊本は入っていませんでした。しかし熊本は活断層上にあります。そして地震が起きました。活断層の少ない地域ではやはり地震は極端に少ないです。 http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h17/hakusho/h18/html/H1012110.html ここからシンプルに判断したいことは、 「今後大規模地震が起きる可能性のある地域は「活断層上」とシンプルに考えるだけでも十分に判断材料になる」 ということです。 ですので活断層の少ない日本海側の原発は理解できます。しかし川内原発と伊方原発は活断層上の付近にあります。 白書のデータは予測が「当たった、はずれた」ではなく、データを分かりやすく羅列してくれています。そして2005年から危惧されていた豊後水道地震は的中したといえます。その危惧はもっと広範囲に広げて良いし、中央構造線は川内まで伸ばしていいのではないでしょうか。つまり活断層上の川内原発と伊方原発はすぐに停めるのが精神衛生上良いと思います。 http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h22/hakusho/h23/html/k1221000.html

外国も隣町

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ネットやEMSのおかげで、外国も隣町のよう。 目の前にいるかのようにFBとLineとEMSで情報と商品のやり取り。 そして翌週には店頭に並び、現地の(というかすぐそこにいるかのような)人々からのコメントが。 It just looks like a neighbor town's scene. Really smooth emailing, Line messages and products exchange by EMS. Then the products are now displayed on the shops and people like neighborhood gives comments. Really exciting and fun!! http://ironlotus168.pixnet.net/blog/post/443226077  

室内環境と肌環境

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僕の部屋もだいたい1ヶ月周期で散らかり、まずは「とりあえずBOX」にまとめて投げ込まれる。 そして数か月に1回、正座して、いるものといらないものに分ける。 しかし、いつか役に立つかもとか、思い出深いとか、なんかいい、とかいう理由でほとんどが捨てられずに残る。 それが繰り返されると、とりあえずBOXのくだらなさ度が徐々に上がっていき、子供が隙を伺い始める。 それがある基準値を超えると、あるとき突然、とりあえずBOXが盗掘に遭い、ひっくり返される。 【C6エココラム】第一回「Ecology(環境)」

コミルキッチン

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目は口ほどに物を言う、と言いますが、目はそれに加えて味わうし、嗅ぐし、聞くし、もうなんでもあり。 特に食事の「新鮮さ」というのは、なぜ見ただけである程度分かるんでしょう。 色とつや。だけではない、他にも何か見ていそう。 自覚している画像だけでは説明がつかない「これうまそう」な感じ。 色の波長とか、表面の粗さとか、たぶん自覚している以上に、脳は解像度高いんでしょうね。 そんなことはどうでもよくて、北九州もいいところたくさんです、 コミルキッチン 。

江副さんのブログに登場

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江副さん とお仕事をご一緒されている方々がみなさん感じている「バランス」と「スリル」。 醍醐味は、チームの方向性を何が何でも死守しつつ、攻める、バランス感覚。 ふと感じるのは(飛躍しますが)、この「攻めるバランス感覚」は、本当に言葉で維持されているのか?ということ。おそらく、環境問題も、ここが大事なのではないでしょうか。 環境は守ってはだめだ。攻めなければ、刻々と変わる環境変化に対抗などできるわけがない。他の動物が守っているか?まちがいなく戦っている。単独で戦っているか?いや、種全体(チーム全体)で危機を共有し、自ら戦術と武器を獲得し、バランス感覚を維持している。そこに個と個の言葉はなく、個々が全身をつかって感じる危機感を全身で共有しているのみ。それはきっと人間も同じ。

肌環境問題

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ここ最近の驚きは、肌ケアと環境問題にここまで共通点があるのか、ということ。 これまで僕にとっての環境問題は、どうやって環境変化に対応するかという「適応力」が基本だった。それは我々の種の保存が目的だったからですが、肌ケアの場合は主に常在菌の保存が目的。常在菌を上から見て肌ケアを考えることになる(神?)。そんな第三者の視点で常在菌の維持を考えるようになると、気が付かないことがいろいろ見えてくる。 たとえば適量の防腐剤(農業で言う殺虫剤)とか、分解者がいる発酵土壌(肌ケアでの古い角質)だとか。風通しもよくしないといけないし。つまり常在菌にとっての肌。私たちにとっての地面。 一つの実例でいえば、女性は肌を泡で洗うというのは、つまりこういう驚きを与えてくれる。女性の肌ケアに対する執念は、環境問題の先端をいっているかもしれないのだから。 【C6コラム】 C6開発の考え方 「環境変化に立ち向かう」